「SaaS費用が重い」と感じたら。情シス不在の会社が脱クラウドを検討すべき理由
「毎月、いくつのサービスに月額を払っているか、把握できていますか?」チャットツール、ファイル共有、ビデオ会議、タスク管理、ストレージ……。「便利だから」と少しずつ契約を増やした結果、気づけばSaaS費用が積み上がっていた、という中小企業の経営者は少なくありません。
この記事では、クラウドサービスのコストが膨らむ仕組みを整理したうえで、「脱クラウド」という選択肢がなぜ今の企業に響くのか、情シス担当者がいない会社でも実現できる方法とともに解説します。
1. 「便利だから」が積み重なって、毎月の固定費に
クラウドサービスの多くは「1ユーザーあたり月額〇〇円」という課金モデルです。少人数のうちは安く感じますが、従業員が増えるほどコストは比例して増えていきます。
たとえば、従業員15名の会社が一般的なSaaSスタックを利用した場合、以下のような費用がかかります(あくまで目安です)。
- チャット・コミュニケーション:月額約12,000〜22,500円
- クラウドストレージ:月額約15,000〜30,000円
- ビデオ会議:月額約30,000〜45,000円
- プロジェクト管理:月額約22,500〜45,000円
合計すると、月額80,000円〜140,000円以上、年間では100万〜170万円超の固定費になることもあります。しかも、これは「使っている機能はほんの一部」という状況でも、請求は止まりません。
2. 脱クラウドが注目される3つの理由
① 固定費の「見える化」とコントロール
自社サーバー(オンプレミス)に移行すると、初期費用はかかりますが、月々の変動費を大幅に削減できます。「毎月いくら出ていくか」が明確になり、経営計画が立てやすくなります。採用を増やすたびにシステムコストを心配しなくてよくなるのも大きなメリットです。
② データを「手元」に置ける安心感
クラウドサービスのデータは、サービス提供企業のサーバーに保管されます。セキュリティ対策が施されていても、サービス終了・規約変更・価格改定のリスクはゼロではありません。自社サーバーであれば、データの所在と管理権限が自社に属し、情報の取り扱いを自分たちでコントロールできます。
③ ツールの「乱立状態」が整理できる
複数のクラウドサービスを組み合わせると、「あの資料はどこだっけ?Notionだっけ?Driveだっけ?」という情報の断片化が起きます。ツールを一か所に集約するだけで、検索時間のロスが減り、社員の日常業務がスムーズになります。
3. すべてをやめる必要はない。「ハイブリッド」という現実解
「脱クラウド」といっても、すべてのサービスを解約する必要はありません。外部の取引先との共有が必要なツールや、全国に分散したスタッフが使うサービスは、クラウドのほうが適している場合もあります。
現実的なアプローチは、「社内の日常業務に使うツールを自社サーバーに集約し、外部連携が必要な部分だけクラウドを活用する」ハイブリッド型です。
まず見直しやすいのは、社内チャット・ファイルサーバー・社内Wiki・カレンダー共有など、社外との接点が少なく、かつユーザー数課金で割高になりやすいツールです。ここを自社サーバーに移行するだけで、コスト削減の効果を実感しやすくなります。
4. 情シス不在でも「脱クラウド」できる、Orcinus(オルキヌス)
「自社サーバーを導入したくても、管理できる人がいない」という不安はよく耳にします。Orcinus(オルキヌス)は、そうした専任情シス不在の会社でも扱えるよう設計されたオールインワン・オフィスサーバーです。
- 【全部入りで、バラバラの契約が不要に】 チャット、ファイル共有、カレンダー、プロジェクト管理などの機能をアプリストアから追加可能。複数のSaaSを個別に契約する手間がなくなります。
- 【ユーザー数が増えてもコストは変わらない】 定額制なので、採用を増やすたびにITコストが膨らむ心配がありません。人が増えるほど「元が取れる」構造です。
- 【設置するだけで使い始められる】 難しいサーバー設定は不要。オフィスに置いてネットワークにつなぐだけで、社内環境が整います。導入後のサポートも充実しています。