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社内wikiのSaaS依存は大丈夫?中小企業が考えたい情報管理の選択肢

社内wikiやナレッジ管理ツールの導入を検討していますか?便利なSaaSは多いですが、情シス不在の中小企業ほど「SaaS依存のリスク」に気をつける必要があります。業務マニュアルや引き継ぎ資料を外部サービスに預けることで起きる問題と、自社で情報を管理する実践的な方法を解説します。

社内の「知識」はどこに保存していますか?

多くの中小企業では、業務マニュアルや手順書の保管場所がバラバラです。Wordファイルは担当者のパソコン内に、よくある質問の答えはチャットの過去ログに埋もれ、新入社員への引き継ぎ資料はメールで個別に送る——こうした状態は珍しくないのではないでしょうか。

この問題の解決策として、クラウド型の社内wikiやナレッジ管理ツール(SaaS)を導入する企業が増えています。情報を1か所に集めて誰でも検索できるようにする、という方向性は正しいです。ただ、「どこに集めるか」の選択が、後々の運用コストやリスクに大きく影響します。

SaaS型ナレッジ管理ツールが持つ3つのリスク

クラウド型のwiki・ナレッジ管理ツールには、運用していくうちに気づく3つのリスクがあります。

① 値上げ・サービス終了でナレッジが使えなくなるリスク

ナレッジ管理SaaSも、ほかのクラウドサービスと同様に料金改定やサービス終了が起こり得ます。「無料プランで十分」と思って使い始めたツールが、気づけば有料プランしか残っていない、あるいはサービス自体が終了してデータのエクスポートが必要になった——こうした状況は多くの企業が経験しています。

業務マニュアルや引き継ぎ資料は、長期間にわたって蓄積するものです。数年分の社内知識が外部サービスに預けられている状態で、そのサービスが使えなくなるリスクは決して小さくありません。

② インターネット障害時にアクセスできない

SaaS型のナレッジ管理ツールは、インターネット接続がなければ使えません。オフィスの回線が不安定なとき、プロバイダー側の障害が発生したとき——そのたびに「今日の業務手順が確認できない」という状況が生じます。

自社のサーバーにマニュアルを置いていれば、インターネット回線の状態に関わらず社内からアクセスできます。クラウド依存は便利さと引き換えに、こうした「使えないリスク」を抱えています。

③ 機密性の高い情報が外部に保存されるリスク

業務マニュアルには、社内プロセスや顧客対応の手順、価格交渉のノウハウなど、外部には出したくない情報が含まれることがあります。これらを外部のクラウドサービスに保存することは、情報漏洩リスクを外部に委ねることを意味します。

クラウドサービス提供者側の設定ミスや不正アクセス、あるいは自社のアカウント管理ミスによる情報流出——これらのリスクは、SaaSを利用し続ける限り完全には排除できません。

参考:属人化を防ぐIT整備——担当者が辞めても困らない情報管理の仕組みづくり

情シス不在の中小企業に合った情報管理の仕組みとは?

自社で情報を管理するというと、難しそうに聞こえるかもしれません。しかし、基本を押さえれば情シスがいなくても実践できます。

  • 「どこに何があるか」を決める:フォルダ構造を事前に設計し、誰でも同じ場所に保存するルールを作る
  • ファイル名で検索できるようにする:日付・担当者名・内容をファイル名に含め、探しやすい状態を維持する
  • アクセス権限を管理する:全員が閲覧できる情報と、特定メンバーだけが編集できる情報を区別する
  • 定期的に更新する仕組みを作る:「誰が更新するか」「いつ見直すか」をルール化し、古い情報が残り続けないようにする

この4つを、外部SaaSに依存せず自社のサーバー上で実現できる環境を整えることが、情報管理の第一歩です。

自社サーバーでナレッジを管理する——Orcinusという選択肢

Orcinusは、起業・開業向けのサポート付きオールインワンソリューションです。ファイル共有機能(Samba + WebUI)を使えば、社内のパソコンやスマートフォンから自社サーバー上のファイルへ直接アクセスできます。ブラウザから操作できるため、ITの専門知識がなくても使い始めることができます。

また、ビジネスチャットのMattermostはSlackの無料プランのような検索期間の制限がなく、蓄積したすべてのメッセージを後から検索できます。「あの対応どうしたっけ?」という疑問も、チャットの履歴からすぐに引き出せます。ファイル共有とチャット検索を組み合わせることで、シンプルながら実用的なナレッジ管理の仕組みが整います。

社員が増えても追加費用が発生しないため、人数増加に連動してコストが膨らむSaaSの課題を回避できます。会社の知識を自社に蓄積しながら、コストを一定に保てることが大きな違いです。

会社の知識を、自社のサーバーで守る

SaaSに依存せず、社内のナレッジ・マニュアルを自社で管理したい方へ。Orcinusのサービス内容をご確認ください。

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